求人票の見方のポイントを押さえて理想の転職を

転職先に介護業界を検討している場合は、転職先の選び方を慎重に行うことをおすすめします。同業他社への転職もそうですが異業種転職で介護業界に飛び込んだ場合、「こんなはずじゃなかった」と早期離職につながるケースが多いからです。特に求人票の見方に惑わされてしまうと、実際の職場との乖離に振り回されることもあるようです。ハローワークなどで介護職の求人を検討する際はとくに注意が必要です。

求人票を確認する際は、手取りとして提示されたモデル給与や給与形態をチェックしましょう。また、年間休日数も確認します。一般的に、年間120日以上の休日数の提示があれば安心して働ける職場といえます。正職員としての入職を希望するなら、雇用保険などの社保完備や福利厚生の中身を確認したうえで事業所を検討してください。単純に求人票の内容だけにとらわれず、職場見学ができるか問い合わせてみることも大切です。スタッフが疲れたような表情をしている場合や、利用者とスタッフのバランスなども確認すると働きやすさが見えてくるはずです。

自分自身にとってより良い環境で働きたい、給与等も自分の条件に見合った待遇で受け入れてほしいという場合は、介護業界に特化した転職エージェントの利用をおすすめします。自分が働きたい地域で働けるなどメリットが高まりますし、スキルや保有資格を評価してもらった上で給与が決まる可能性もあるので、地位向上も目指せます。また、面接対策や入職日の調整なども代行してくれるところが多いので、自分のタイミングで転職できるところもおすすめのポイントです。